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レビュー:『ドント・ブリーズ』

▼あらすじ:

親と決別し、街を出るため逃走資金が必要だったロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスと一緒に大金を隠し持つと噂される盲目の老人宅に強盗に入る。だが彼は、目は見えないが、どんな“音”も聞き逃さない超人的な聴覚をもつ老人――そして想像を絶する<異常者>だった。

真っ暗闇の家の中で追い詰められた若者たちは、怪しげな地下室にたどり着く。そこで目にした衝撃的な光景に、ロッキーの悲鳴が鳴り響く――。 彼らはここから無傷で《脱出》できるのか――。(公式HPより)

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▼感想:

お金払って映画館でホラーを観たことって今までなかったのですが、PVに魅かれて観に行ってしまいました。いやーホラー映画のPVってなんか知らんけどやたら視聴意欲を掻き立てられますよね…。

作品自体は、最後の最後まで視聴者を油断させない作りでした。「倒した!」と思った盲目老人が何度も這い上がってきて、いやもうほんとゾンビかよwって感じでしたね。緊張と弛緩の波が幾重にも重ねられてて、少しでも気持ちを緩めるとこっちの心臓が殺られます…。

あと、善悪のバランスの割り振りがうまいなーという印象です。序盤は「主人公サイドが強盗」「盲目老人は被害者」という構図なので、主人公サイドが酷い目に遭っててもとくに憐憫はありませんでしたが、中盤辺りから盲目老人の方のクレイジーな部分が際立ってきます。すると、老人サイドへの失望と強盗団の悲惨さで視聴者はダブルショックを受けるわけです。また、バイオレンス過多ではありましたが、安易にグロに走らず、演出やストーリーで恐怖を引き出しているところには非常に好感が持てました。

まとめると、かなり精神的に揺さぶられる非常に怖い映画でした!(こなみ)

ホラー映画を何作も楽しむためには、作品をメタ認知できる能力が高くないと、圧倒的にしんどいよなぁ~…、と改めて思いました…。じゃないとこんな心臓と精神に悪い作品を何時間も何円もかけて楽しめませんよ…‼ いや、ホラー好きにとってはこの感覚すら心地よいものなのだろうか…。謎ですね。