遺跡船道中記

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【10年来のファンが教える】おすすめPS3テイルズ個人的BEST 4

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▼はじめに

 2015年に20周年、2016年には『テイルズオブベルセリア』が発売するなど、長きに渡って愛され続けてきたテイルズオブシリーズ。2017年冬クールにはアニメ『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』の第2期も放送し、その勢いは留まるところを知りません!

「前々から興味あったし、ちょっとテイルズ始めてみたいな…!」

 そんな方向けに、今回はPS3でプレイ可能なテイルズオブシリーズBEST 4を書いていきたいと思います。一応「シリーズ」とはなっていますが、話に繋がりがあるとかではなく、何から始めても楽しめますのでご安心ください!ランキングに入る前に少し前置きを…。

 

○筆者のテイルズ歴

TOL、TOA、TOW1、TOX、TOX2、TOGf、TOZ、TOVTOBをプレイしてきました(略称で失礼)。PS3では唯一『テイルズオブシンフォニア ユニゾナントパック』をプレイしていないので、そちらはランク外となっています。

あと、初期作品も全くプレイできていないので、その辺りで誤認などあれば訂正していただけると幸いです。にわかで申し訳ない…。

 

○ネタバレ無し

 これからプレイする方の楽しみを奪うわけにはいきませんので、基本的にストーリーのネタバレはありません。

 

○なんでPS3なの?

 おそらく『テイルズオブベルセリア』でPS3テイルズが最後なのでキリがいいという事と、発売から月日が経った今なら中古で安くプレイできる作品が多いのでは!?という期待が主な理由です(笑。

 

では早速第4位から!

 

▼第4位:『テイルズオブヴェスペリア』(TOV)

○おすすめポイント:魅力的なパーティキャラクターたち

 本作は『サクラ大戦』や『ああっ女神さまっ』などで有名な藤島康介先生がキャラクターデザインを担当した所謂「藤島テイルズであり、魅力的なキャラクターがとにかく多い印象を受けました。(もちろん「いのまたテイルズ」も大好きですよ。念のため。)

 特に主人公のユーリ・ローウェルPS3版発売から8年ほど経った今でも人気投票トップを争う超人気キャラです。黒髪ロングで成人済みで、内面も成熟してて、料理が得意で、我流剣術で…と、いい意味で今までのテイルズ主人公らしくないダークヒーローな感じでした。いやーかっこよかった。なぜ「ダーク」なのかは是非本編でお確かめください。

 他にもリタやレイヴン、フレン、ジュディスなど、とにかくキャラの濃い良いメンツでしたね。ジュディスみたいな色気のあるキャラをもっと出してほしいな。

 また、「主人公の内面が成熟してる」と書きましたが、物語通してのビルドゥングスロマン的な要素は少年戦士のカロル・カペル君が担ってくれてたりもします。そちらもお楽しみに。

 

▼第3位:『テイルズオブグレイセスf』(TOGf)

○おすすめポイント1:爽快感バツグンのバトルシステム

 TOGfの大きな魅力は何と言ってもコレですね…!前後左右のアラウンドステップで攻撃をかわしつつ、○×ボタンで連続技を繰り出していく…。文字にするとめっちゃ簡素ですが(笑、これが本当に楽しいんです!

 そして、TOGfのシステムで特徴的なのが、TP制ではなくCC(チェインキャパ)制という形態を取っていることです。 TP(テクニカルポイント)はFinal Fantasyで言うところのMP(マジックポイント)のようなもので、要するに「術や特別な技を使う時に消費するポイント」のことです。従来のテイルズは基本的にTP制だったので、術や特技を使えばその分TPが減り、逐一アイテムで回復せねばなりませんでした。(TP回復に関してはアイテム以外でも色々手法がありますが、今回は割愛)

 その一方で、CCは基本的に「連続して技を繰り出せる回数」を表しており、使用した後は一定時間で(或いは特定の行動で)自動的に回復していきます。強力な技ほど消費CCが大きかったりはしますが、CC制の採用によって強力な術や特技を以前より気兼ねなく打てるようになりました。これも爽快感の大きな要因だと思います。また、CCが続く限り攻撃が連続して可能なので、攻撃のバリエーションが以前より格段に増えています。カンタン操作で奥深い、爽快感バツグンのシステムは、歴代テイルズの中でも屈指の評価を受けています。

 

○おすすめポイント2:正義感の強い王道主人公

 主人公のアスベル・ラント(CV:櫻井孝宏)は真面目で礼儀正しく、正義感の強い青年騎士。経験の乏しさなどから失敗することもありますが、情に厚く、一生懸命なキャラクターです。テイルズの中ではかなり王道的で、とっつきやすい主人公だと思います。

 また、近年のテイルズには珍しく、恋愛要素が多いのもTOGfの特徴の一つです。誰と誰がくっつくのか…、気になる方はぜひプレイして確かめてみてくださいね^^。

 

 

▼第2位:『テイルズオブエクシリア2』

○おすすめポイント1:「選択」で分岐するダークなストーリー

 「選択が未来を紡ぐRPGとされている通り、本作の大きな特徴の一つとして、ルドガーの言動の多くをプレイヤーが選択できるというものがあります。まあ、終盤以外は選択で大きくシナリオが分岐するわけでもないので、気楽に選べばいいのではないでしょうか。そう、終盤以外は…。

 また、シリーズ初の『CERO C(15歳以上)』区分なだけあって、多少過激な表現があったり、話が重かったりします。ただ、その分ラストはめちゃくちゃ感動します。僕はEDで泣き過ぎて嗚咽が止まりませんでした。

 あと、プレイヤーとの一体感を重視しているせいか、1週目だと主人公のルドガーがマジで喋りません(笑。各キャラとの「親密度」とかも定められてて、ちょっと『ペルソナ』を想起させる作りです。

 「”2”って書いてあるけど、”1”はやらんでもいいの?」という疑問はあると思います。まあ、個人的には1もやっておくに越したことはないと思ってます。ストーリーや世界観がつながっていますし、共通して出てくるキャラも多いので。しかし、TOX2のタイトル画面でTOX1のストーリーをおさらいできるようになっているので、1をやっていなくても十分に楽しめるのではないでしょうか。結論、TOX2を最大限楽しみたいならTOX1もやりましょう!TOX1はストーリーをクリアするだけならそんなに時間もかかりませんしね。何より中古が非常に安い。

 

○おすすめポイント2:「骸殻」や「共鳴術技」を駆使するバトルアクション

 「骸殻」はルドガーが使える変身能力のようなものです。広範囲に強力な技を繰り出すことができ、戦況の打開に大いに役立ちます。

 また、TOX同様の「共鳴(リンク)モード」では、パーティ内の任意のキャラとペアで戦闘することが可能になります。リンクによる効果は色々あるのですが、そのうちの一つに「共鳴術技(リンクアーツ)」というものがあります。これは、リンク中にゲージを溜めることで発動できる特殊な術技です。誰と組むかによって技は多彩に変化し、「回復」や「攻撃力アップ」などの効果が付随することもあります。戦い方に幅が生まれ、パーティ選びが楽しくなります。とりあえず一つ覚えておいてほしいのは、ファランクスはめちゃくちゃ強い」という事です(笑。

 

○おすすめポイント3:キャラ愛がより深まる「キャラクターエピソード」の存在

 メインチャプターとは別に、パーティキャラ個別シナリオである「キャラクターエピソード」を楽しむことができます。各キャラの葛藤や奮闘を知ることができる、個人的に大好きなシステムです。やはりテイルズはキャラを深堀りしてナンボだと思います…。

 キャラ固有のシナリオをクリアすることで、エクシリア(2)の世界にも膨らみが生まれ、なによりキャラ愛が深まります。特にTOX2に登場するキャラは、その多くがTOXから継続しているので、シナリオの感動がより一層大きくなります。

 余談ですが、僕が知る限りテイルズオブシリーズでわざわざ「キャラ固有シナリオ」の名を冠しているのは『テイルズオブレジェンディア』(TOL)の「キャラクタークエスト」と、『テイルズオブエクシリア2』(TOX2)の「キャラクターエピソード」のみです。他の作品でも勿論キャラごとの小話とかあったりするのですが、個人的にはTOLとかTOX2くらい掘り下げてくれた方が嬉しいです。

OPが尋常じゃなくカッコいい

 

 

▼第1位:『テイルズオブベルセリア』(TOB)

○おすすめポイント1:「感情と理」をテーマにした重く情熱的なストーリー

 信頼していた人に弟を殺されるというなかなかショッキングな幕開けの今作。世の「理」のためなら「感情」を抑えなければならないとする相手側と、「感情」を露わにして復讐に心を燃やすベルベット…。誰もが抱く「理性と情念の葛藤」をテーマに展開していくストーリーには、思わず胸が熱くなります。登場人物の行動原理や設定にも無理がなく、最後までダレることなくスッキリ楽しめました。

 また、ネタバレになってしまうので詳細は避けますが、「人間の自由意志」が結構重要なテーマになってたりもするので、そっち系のSFが好きな人も楽しめると思います。

 一応テイルズオブゼスティリア』(TOZ)と世界が繋がっており、時系列的にはTOBが TOZの1000年ほど前の出来事という説が有力視されております。ただまあ、今作に限って言えば別にTOZやっていなくてもTOX2の時ほど問題はないかなー…という印象です。やっておくと「ああ、TOZの時に言ってた○○はこれの事か…。」とか「あああ、TOBのこいつがTOZでそうなるのかー…。」みたいな感想を抱けます。(説明下手)

 

○おすすめポイント2:TOGfの流れを継ぐ究極のバトルシステム

 「究極」は少し言い過ぎましたが(笑、一つの到達点であることは間違いないと思います。そのくらい本作のバトルは面白かった!

 TOGf同様、TPではなく、今回は「ソウル」というゲージ(以下、SG)の分だけ攻撃の連携が可能になっています。SGは時間経過で徐々に回復もしますが、相手の弱点を突く、敵の攻撃をうまく回避するなどすればより早い回復が可能になります。回避や技の組み合わせでSGをうまく維持しながら連続攻撃を浴びせていく、というスタイリッシュで爽快感あるバトルが楽しめます。書き忘れてましたが、TOGfで好評だったアラウンドステップは今作でも導入されています。

 さらに、今作で最も印象的だったのが「ブレイクソウル」というシステムです。これは前述の「ソウル」を消費して発動できる固有アクションで、連携の上限を無視して発動することが出来る技です。各キャラがどんな「ブレイクソウル」を持っているのかは公式を参照してほしいのですが、このシステムのおかげで連携がより多くつながり、なおかつバトルがめっちゃ派手になります。この楽しさは是非、実際にプレイして確かめてほしいと思います。

 

○おすすめポイント3:感情がほとばしる佐藤利奈さんの熱演!

 今作は、「シリーズ初の単独女性主人公」であるわけなのですが。主人公であるベルベット・クラウの声を担当する佐藤利奈さんの演技が非常~に印象的でした。怒りに震えて咆哮するシーンや悲しみにむせび泣くシーンなど、ベルベットの激情が120%表現されていたと思います。やっぱ声優さんって凄いですね…。

 

 

▼おわりに

 気になる作品はありましたか?? よく「テイルズは中高生向け」とか言われますし、それはそれでいいのですが、このシリーズは大人の方でも十分楽しめるものだと思います。

最近のテイルズはキャラの痛い言動も減っていますし、元来多義的な解釈のできるストーリーが多いので、間口はむしろ広がっているのではないでしょうか。これを読んで、1人でもテイルズオブの世界に足を踏み入れてくださる方がいてくれたら幸いです。

 

 

▼追記

 個人的な好みでカットしてしまいましたが、PS3でプレイ可能な残り3作品『テイルズオブエクシリア』『テイルズオブシンフォニア ユニゾナントパック』『テイルズオブゼスティリア』も十分楽しい作品だと思います。(TOSはプレイできてないので何とも言い難いのですが…。)

 ゼスティリアに関しては、未だに色々と思うことはありますが(笑、『ザ クロス』できっと名誉挽回してくれるものと信じております。バンナムさん、頼みましたよ…。

 まあ、テイルズ選びの参考程度に読んでいただければ幸いです。ではまた!